「年齢を重ねると、忙しい動きについていくのが大変。その点バレエは動きがゆっくりだからいいよね」
レッスンに来てくださる方や、体験を考えている方から、よくこう言われます。
そうなんです。バレエの動きは、本当にゆっくりです。
速いテンポで次々と動きを覚えたり、息を切らして跳びはねたりする運動が苦手な方でも、安心して始めていただけます。
……ただ、ひとつだけお伝えしておきたいことがあります。
**ゆっくりな分、実はしっかり疲れます。**
ゆっくり動くと、なぜ疲れるの?
速い動きは、勢いや反動を使って身体を動かすことができます。
一方、ゆっくりな動きでは勢いに頼れないので、**動いている間ずっと、筋肉が身体を支え続ける**ことになります。
たとえば、脚をゆっくり持ち上げて、ゆっくり下ろす。
これだけでも、脚の付け根やお腹、背中の筋肉が働きながら、バランスをとり続けています。
レッスンのあとに「ゆっくりだったのに、じんわり疲れた」と感じたら、それは**筋肉をしっかり使えていた証拠**かもしれません。
激しく動かなくても、身体はきちんと鍛えられていきます。
例えば「ルルベ」の時、どこに体重が乗っていますか?
バレエの基本の動きに「ルルベ」があります。かかとを上げて、つま先立ち(背伸び)になる動きです。
このルルベの時、**母趾球(親指のつけ根)よりも、小趾球(小指のつけ根)の方に体重が乗ってしまう方**がいらっしゃいます。
そんな方は、**内ももの筋肉が弱くなっているかもしれません。**
ちょっと意識してみてください
1. 壁や椅子の背に軽く手を添えて立ちます
2. ゆっくりとかかとを上げて、ルルベになります
3. このとき、**母趾球(親指のつけ根)側に体重を乗せるイメージ**で、足裏全体に同じくらいの圧力がかかるようにします
4. ゆっくりとかかとを下ろします
母趾球側を意識するだけで、内ももに力が入るのを感じられると思います。
**それだけで、内ももが鍛えられますよ。**
ここでも大切なのは「ゆっくり」行うこと。
勢いよく上がったり下りたりするより、ゆっくり動いた方が、使いたい筋肉に意識を向けやすくなります。
**ポイント**
– 足首や膝に痛みがある方は無理をしないでください
– ふらつく場合は、両手で支えてOKです
「ゆっくり」だから、続けやすい
ゆっくりな動きは、自分の身体の状態に気づきやすいのも魅力です。
「今日は右側に体重が乗りやすいな」「内ももに力が入ってきたな」──そんな小さな発見が、姿勢や身体の変化につながっていきます。
忙しい動きは苦手、でもしっかり身体を使いたい。
そんな大人の方にこそ、バレエフィットネスはぴったりです。
ヴァリアシオンでは、一人ひとりの身体に合わせて丁寧にレッスンを進めています。
バレエ未経験の方も、身体が硬い方も大丈夫。
まずは体験レッスンで、「ゆっくりなのに、しっかり効く」感覚を味わってみてください。
ヴァリアシオン バレエフィットネス
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